英太郎です。
2022.4.29 千種文化小劇場にて、
名古屋発、社交ダンスミュージカル第2弾
『Gift from the Moon』を満員の観客の中、無事に完走する事が出来ました😊
前作の『Over The Rainbow』から約2年、新しくメインキャストに、元宝塚歌劇団雪組娘役スターの星南のぞみさんをお迎えしました。
演劇キャストに奥村琴乃さんを加え、さらに数人のダンサーには演劇パートにも挑戦して頂きました。
自分自身もダンス、演劇、歌(?)と、様々な挑戦をさせて頂きました😅
星南のぞみさんは、宝塚歌劇団退団後の初舞台として本公演に参加して下さり、その圧倒的なスター性と存在感は公演の中央で鮮明に輝き、我々キャストを引っ張ってくれました。
本作品は『かぐや姫』の物語をベースにしながら、途中で舞踏会などオリジナル要素を詰め込みました。
演劇途中に巨大ルーレットでコンテストの種目が決まったり、劇中のコンテストでは抽選で選ばれた観客の投票で優勝者が決まったり、観客参加型のマルチシナリオを目指した作品です。
ボールルームダンス競技会の観戦する楽しさをお客様に伝えられるように。
また、社交ダンスだけでなく、ベリーダンスのSaharaさん、JAZZダンスのSayaka&Marikoさんにも参加して頂き、様々なジャンルのダンスで構成されています。新しいエッセンスを舞台に追加してくれました😊
音楽は今作も、JAZZピアニストの近藤有輝さんにお世話になり、オリジナル曲の作曲から演奏収録をお願いしています。収録には大阪からバイオリニストのReikoさんも参加下さり、音楽に華やかさを加えてくれました。僕自身もパーカッションを担当し、カホンを叩いたのですが、大幅な修正が必要になりました😅
更にDTMでリズムを作り様々な種目を表現しました。選曲には、『Blue Moon』をはじめ、『Moonlight Serenade』『Moon River』『It’s Only a Paper Moon』など、月に関する曲を集めました🌙
映像はクリエイターの阪さんとアイデアを出し合い、物語を彩る作品を作り上げ、さらにVJでダンスを生中継再生し迫力を出しました。
ゲネプロを重ねるごとに、演者が意見や演出を出し合い、少しずつ成長し変化していく舞台。
演劇が生きているのを実感する、最高の瞬間。
当日の音響・照明トラブル、セリフ回しのミスなど、予期せぬハプニングもありましたが、たくさんのお客様の笑顔に包まれ、最高の時間を過ごせました。
社交ダンスの新しい可能性を探す舞台演出。
まだまだこれからも、エンターテインメントを追求していきたいと思います。